呼吸のニュートラルという概念は目から鱗

 30代 鍼灸師(男性) 『統制法1日集中講座の感想』

 

 講座でのワークを通して、今までの何気ない日常での自分の呼吸(息を止める、力むなど)が身体に与える影響を体感することができたのは、何よりの収穫になりました。

 呼吸のニュートラルという概念は目から鱗でした。

 森田先生が呼吸にまつわる概念や所作について、一つ一つテクニカルにわかりやすい言葉で表現してくださり、自然に自分の中に入っていきました。

 鎮める作法(具体的に書いてもよろしいでしょうか?)を学び、施術での一つ一つの身体の使い方や流れという基礎的な部分の大切さを再確認できました。

「流れの基礎は型にある」という言葉が響きました。

 作法や所作の扱い一つに、その方の人間性が出ること。

 自分自身を改めるとともに、患者さん全体を診る癖をつけたいと思いました。

 統制法集中講座に参加させていただいて、本当に良かったです。

 私は遠方からの参加でしたので、一日で集中的に学ぶことができて嬉しかったのですが、講座の内容が濃く、一日ですべて詰め込むにはもったいない感じも受けました。

 それぐらい凄かったです。森田先生の壮絶なバックボーンを垣間見た感じです。

 残念だったのは、質問を促していただいた時に質問することができなかったことです。

質問できなかったのは、講座が分かりやすく教えていただいて自分も分かった気になっていたのと、何よりも実践不足を痛感しました。

 これから、学んだ事を実践(楔を入れる)して、その中で気づきや疑問が出ればご指導いただきたいです。

 そのうえで、呼吸法に興味を持っていただいた患者さんにお伝えできればと思います。

 最後に、森田先生このようなご縁をいただきありがとうございました。